[学会・セミナー報告]味の素(株)主催メディアセミナーにおいて、日本代表選手団を支えた『関節・腱コンディショニング向け6種アミノ酸ミックス』のエビデンスについて発表

味の素株式会社は、2021年9月21日、「スポーツ栄養とアミノ酸」~トップアスリート支援の取り組みより~と題し、メディアセミナーを開催した。味の素㈱のアスリート支援、アスリートの実体験、スポーツ栄養の重要性などの講演に加えて、当社独自の配合によるアミノ酸素材『関節・腱コンディショニング向け6種アミノ酸ミックス』の有用性について紹介した。

[学会・セミナー報告]味の素(株)主催メディアセミナーにおいて、日本代表選手団を支えた『関節・腱コンディション向け6種アミノ酸ミックス』のエビデンスについて発表
左から、味の素(株)執行役専務(CIO)白神 浩/スポーツ文化ジャーナリスト 宮嶋泰子氏/(一社)日本スポーツ栄養協会 鈴木志保子氏/元競泳日本代表 松田丈志氏/スポーツニュートリション部兼オリンピック・パラリンピック推進室 加藤弘之

セミナーでは、味の素㈱が2003年より取り組んでいる「食とアミノ酸」による日本代表選手団の支援活動である「ビクトリープロジェクト®」の概要や、「ビクトリープロジェクト®」を通じて把握したトップアスリートのニーズを研究開発に活用していること、さらに、その成果を選手のサポートに還元する体制などを紹介した。

元競泳日本代表の松田丈志氏からは、国、自治体、競技団体、パートナー企業などの協力もあり、メダル獲得数が増加してきていること、実際に自身が経験した「アミノ酸のはたらき」をフル活用したコンディショニングについて、大会に向けた体調や筋肉量の経過も交えながら講演頂いた。

次に、当社スポーツニュートリション部兼オリンピック・パラリンピック推進室の加藤より、2012年のロンドン、2016年のリオ、2020年の東京と、独自のアミノ酸ミックスの開発を通じた日本代表選手団のサポート実績とともに、日本体力医学会、米国スポーツ医学会で公表した『関節・腱コンディショニング向け6種アミノ酸ミックス』の臨床試験エビデンスを紹介し、この新しい『6種アミノ酸ミックス』には、これまで未解決であったアスリートの課題解決に対して貢献できる可能性を示した。

講演の最後は、一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長 鈴木志保子氏より、「スポーツ栄養の社会的価値」と題して、スポーツ栄養学は、アスリートの栄養補給、食生活のマネジメントを行うことであること、東京2020大会における活動実績を交え、栄養サポートがアスリートのパフォーマンス発揮やコンディション維持に欠かせないものであることを説明頂いた。さらに、アミノ酸については、必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)のみならず非必須アミノ酸(可決アミノ酸)も注目されてきていること、そして、アミノ酸は、消化が不要であるため速やかに吸収されることや、多彩な生理機能を有するため、アミノ酸の特徴を生かしながら上手に取り入れることが重要であると講演頂いた。

セミナー最後には、進行役の宮嶋泰子氏と登壇者によるパネルディスカッションを行い、アミノ酸が持つ可能性として、アスリートのパフォーマンスの向上やコンディションの改善を通じた選手寿命の延長への寄与だけでなく、一般生活者の日常における課題解決にも貢献できることに言及されました。

▼関連情報
『関節・腱コンディショニング向け6種アミノ酸ミックス』に関する詳しい情報はこちら>>「アミノ酸スポーツ栄養科学ラボ」

プレスリリース(味の素)

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