ゴルフに必要な能力と、それを支えるアミノ酸
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ゴルフに必要な能力と、それを支えるアミノ酸

安定したスイングのために体幹や下半身、全身の筋肉が必要とされるゴルフ。パワーを最大限に引き出すには、プレー後の筋肉のリカバリーや、痛めやすい手首の適切なケアなども重要です。
ここではゴルフで必要とされる能力や栄養素を解説し、それをサポートするアミノ酸の機能を紹介します。
筋肉の疲れを回復するためには栄養摂取がカギ
ゴルフのスイングでは下半身の筋肉や腹筋を酷使します。18ラウンドを回った後や、打ちっぱなしの後にこれらの筋肉のダメージをいち早く回復するためには休養も大切ですが、栄養の点からもアプローチできます。特に日々の練習で壊れた筋肉を回復するにはたんぱく質、アミノ酸が必要になります。
特に“ロイシン”を多く含む必須アミノ酸ミックスは筋肉の回復に効果があるのです。
十分な栄養と休養でトレーニング効果を高める!
飛距離を伸ばすにはスイングスピードを上げる必要があり、そのために腹筋、大臀筋、広背筋などの筋トレが必須です。筋トレの後はたんぱく質(プロテイン)を飲んでいる人も多いと思いますが、飲むタイミングや量を知る必要があります。
筋肉合成のシグナルとなる“ロイシン”、筋肉の材料となる“必須アミノ酸”をたんぱく質と一緒に摂取することが、効率的なカラダつくりには重要です。
18ホールを回り切るために血糖値をキープ
朝から夕方まで長時間に及ぶゴルフではエネルギーの摂り方に注意しなければなりません。前半のラウンド(ハーフ)終了後の昼食でお腹いっぱい食べてしまうと、血流が胃や腸に集まってしまい、後半ラウンドを崩してしまいます。そのため、昼食は軽め抑えて、ラウンド中はこまめな糖質摂取がおススメです。
アミノ酸の“アラニン”と“プロリン”には糖質を効率的に体内に蓄える働きがるので、糖質と共にとることで血糖値の維持に役立ちます。
スイングに重要な手首の痛みは早めのケアが必要
ゴルフのスイングにはコックという手首の使い方が重要になります。しかしコックのやり方を間違えてしまうと手首を痛める原因になってしまいます。一度痛めてしまうと長期間ゴルフから離れてしまうことになるので、違和感を感じたらフォームの改善と共にケアが必要になります。
特定の6種のアミノ酸には、関節の痛みやこわばり、違和感を改善することで、関節をサポートします。
まとめ
ゴルフ選手に求められる能力 | アミノ酸の機能 |
---|---|
飛距離を伸ばすには腹筋、大臀筋、広背筋など全身の筋肉を鍛える必要があり、しっかりと回復させることが大事。 | “ロイシン”を多く含む必須アミノ酸が翌日の筋肉の回復を早める。 |
体幹や下半身、全身の筋力・筋量を増やすことで、スイングをパワーアップ。筋トレ後に十分な栄養と休養をとることも大切。 | “ロイシン”、“必須アミノ酸”、たんぱく質により効率的な筋肉合成が可能になる。 |
全18ホールを崩れずに回りきるためには脳のエネルギーとなる糖質の摂取がカギ。 | “アラニン”、“プロリン”は糖質のエネルギーを効率的に体内に蓄える働きがあり、血糖値の維持に役立つ。 |
美しいスイングでパワーを最大限に引き出すには、手首や股関節を適切にケアすることが重要。 | 特定の6種のアミノ酸は膝の痛みやこわばり、違和感に効果がある。 |
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